金閣寺

土曜日の明るい感じとは対照的に、日曜日は梅芸で金閣寺見てきた!
凱旋公演だし、今まで見た人の評判が良かったから楽しみにしてたんだよね。

ロビーに入ると大東くんとか高岡くんのファンからお花がいっぱい届いてて、
ちょっとビックリ。あれってファンが贈るもの、なんだ・・・と。

剛きゅんのお花全然なかったんだけど、違うとこにあったんだよね?
見落としちゃっただけだよね?

宮本亜門の独特の演出で、開演前から演者さんが舞台にいます。
幕もあきっぱなし。
あれ大変だよね。
全然気抜けない。


セットは大型に組むわけではなく、小道具の組み合わせを変えて場面を作る。

これすごく「ガラスの仮面」を思い出した。
もう随分前に読んだやつだからハッキリ覚えてないんだけど、
マヤが学園祭でお芝居をやるのに、演劇部とかから全然相手にされなくて、
しょうがないから使用されてない体育倉庫とガラクタを使って芝居小屋とセットを作るの。
最初はバカにされるんだけど、だんだんそれが本物に見えてきて、
豪華なセットなんかなくてもできるんだわ!ってマヤがもう一歩大きくなるシーン。。。
激しく話が脱線しましたが、とにかくセットを作りこまない方が
空間が無限に感じられて幅が広がるなと思いました。
まぁ演者のレベルが高いっていうのが大前提なんですけどね←


お話は噂どおりとっても重かったけど、
最後はなんか救われる感じがして、私はさほど暗いイメージではなかった。
ちょっと大げさに描かれているだけで、主人公が金閣寺に囚われてるかんじって、
人間誰しも“何かに”持っている感情だと思うし(トラウマとかジンクスとか)
とっても人間らしくて、味のある作品だったと思う。


最後のカーテンコール。
客席も演者もそれまでは堅い表情をしてたけど、
最後剛きゅんだけになった時、ふと手を挙げて手を振ったら、
客席が一斉に手を振っていてwww
一瞬だけ、役者森田剛からアイドル森田剛に戻っていた。
おいおいって思う人もいるかもしれないけど、私はなんだかそれがすごく嬉しくて。
役者として素晴らしいと評価されていても、アイドルってことも忘れないでほしいなっていう
勝手な私のエゴなんですが・・・こーゆー人(ファン)に支えられてるんだなと上から見てて思ったんです。
実際、剛きゅんもとっても嬉しそうだったしね☆


長期公演、本当にお疲れ様でした。